コンパクトカー対決が今年も展開される?

最初に見たときにそれがヴィッツとは思わなかった方も少なくないはずのマイナーチェンジになったのですが、これをマイナーチェンジと呼ぶのだろうかというほどフロントマスクが大きく変化しています。

今回のヴィッツのマイナーチェンジのポイントは、フロントマスクとエンジンです。

見た目に与えるインパクトが大きいのは当然ながらフロントマスクですが、実際に試乗をしてみるとエンジンの違いに気付くことができます。

今回はヴィッツのエンジンにもアイドリングストップ機能が搭載されることによって、カタログの数値では燃費が大幅に向上しています。

ヴィッツのライバル車として位置づけられているフィットは、すでにフルモデルチェンジを経て市場に送り出されています。

最近では燃費性能の面でフィットに先行されていただけに、エンジンの改良によって燃費を向上させることによって同じ土俵に登ることができたと言えます。

しかしながらヴィッツのライバルはフィットだけではなく、同じメーカーから販売されているアクアやプリウスといったハイブリッド車です。

初代のころにはコンパクトカーの販売台数の点で優位に立っていましたが、ここにきてプリウスやアクアに大きく差を付けられています。

内装に関してはマイナーチェンジによってヴィッツの質感も高まったとはいえ、以前より評判のよかったフィットの質感には、好みの問題もあるとは言え大きく差を付けられているのが現状と言えます。

運転席も後部座席も、全体的にゆっくり座れるという印象を持つことができるのはフィットの方だという意見が多く出ています。

これは両方の車を同じ日に試乗してみると体感することができます。

価格に関してもフィットの方に軍配が上がる結果になっていますが、果たしてヴィッツの投入によって市場はどのような判断を下すのでしょうか。

しかしながらすでに3度のリコールをしていることや、不具合の声が上がっていないわけではないフィットは、比較の点ではヴィッツよりも評価されているとはいえ、そのような評価の割には街中で見かける機会が少なくなっています。

世界的なセールスを誇っているアウディの魅力とは?

強い車はどのような状況にあっても強いということを実証しているのがドイツの自動車メーカーです。

ドイツ車と聞くとBMWかベンツを思い浮かべるかもしれませんが、いまの時代に本当の意味で強さを発揮しているのはそのどちらでもなく、アウディなのです。

アウディというと日本では少し前の時代のイメージで「御嬢さんが乗る赤い車」というものではなく、いまではさまざまな年齢層の支持を得ている自動車メーカーになっているのです。

このようなアウディ人気は国内市場に限ったものではなく、世界的に見ても素晴らしい販売実績を残しています。

その理由はユーザーが決めるものかもしれませんが、ありとあらゆる人のニーズにこたえるオールマイティーなものづくりというよりも、それぞれのシリーズで対象を明確にすることができる点で成功していると言えます。

しかしそれだけではありません。

世界中で評価されていることの大きな要因は、そのクオリティーの高さにあります。

クオリティーの高さで言うと、ドイツの自動車メーカー全体のレベルが非常に高いのですが、近年においてはその中でもBMWやベンツを抜いてアウディのクオリティーが非常に高いと言われています。

そのクオリティーの高さをベースに、優雅なスタイルに魅かれることもあれば、独特のエンジン音に魅了される人もいます。

安全面での評価においてもA6シリーズは最高評価を受けるなど、まさにユーザーが選ぶべくして選んでいるのがアウディです。

今後もますます日本の街中で優雅に走るアウディを目にする機会が増えてくることが予想されています。

バブルの頃の車を懐かしむ

いまの若い方にとっては、シーマという車やセルシオがどのくらいのブームを巻き起こしたのか体感でわかるものではないと思います。

バブルの象徴ともいえる2つの車ですから、バブルを知らない世代にとってはやはり過去のニュースになっているはずです。

シーマもセルシオも、生産終了が決定し、その後シーマは再び新型が発表されたものの、セルシオに関しては新型の発表のニュースは入っていません。

そのどちらに関しても、初代の姿を街で見かけることがほとんどなくなってしまいました。

とくにバブルの絶頂期に販売を開始したシーマは社会現象となり、3ナンバーのセダンが大いに売れる時代となりました。

それまでのセダンの定番であったクラウンも、強力なライバルの出現に対抗するために、急きょ新型でエンジンをV8にするなど、さまざまな方面に影響を与えました。

クラウンよりの上位のモデルであるセルシオ、マジェスタに加えてアリストも投入し、とにかく贅の限りを尽くした500万円前後の価格帯の車が発表されました。

このころには、国内で唯一の市販されているスーパーカーとして名をはせたホンダのNSXも登場しています。

アルミ製のモノコックは若い人だけではなくスーパーカーに憧れを抱いていた中高年の心をとらえることができました。

平成の20年代に入って、新たに投入される車の宣伝文句と言えば環境に対する配慮と低燃費です。

たしかに世の中の流れはそちらの方向に向かっています。

その中で面白いモノづくりのコンセプトに基づいて誕生する車ということになると輸入車に目が行くために、結果として国内では年々輸入車の販売台数が伸びています。

レクサスを購入する人の志向を分析する

いまではあまり見なくなりましたが、トヨタの車の「トヨタエンブレム」を外して、わざわざ「レクサス」のエンブレムを付けて走行している車を目にする機会が多くありました。

しかも、新車で購入すれば高級車として分類されるような車に対してそのようなエンブレム交換が行われているのを目にしたときに、レクサスを購入する人の心理、レクサスがブランドとして確立されて支持されている理由を垣間見ることができたような気がします。

つまり、車はトヨタだが志はレクサスという人がエンブレム交換をするわけです。

もちろんトヨタブランドとして発売されているモデルと、レクサスブランドで発売されているモデルでは、表面的に似通っているところがあっても、内装や走行性能、足回りなど多くの部分が異なってきますので比較の対象にはならないと思います。

それでも、本当に単純に考えてしまうと、レクサスにするだけでかなり値段が上がるように感じて、「ブランド料としてそれだけ支払う価値があるのだろうか」と考えてしまうのです。

ところが、トヨタとレクサスの間の価格差に、価格以上の価値を見いだすためにレクサスが売れているのです。
国内市場でもレクサスの割合が着実に増えています。

高価格帯ながら、販売されるモデルのほとんどが販売予想台数を上回る結果になっています。

これは、バブルの時期に高級車が飛ぶように売れた消費減少と同じなのでしょうか。

じつは、詳しくレクサスを購入する人のマインドを調査すれば、バブルの頃の高級車ブームとは大きな違いがあることに気付かされると思います。

以前であれば、お金を持っているというイメージで見られたい、自尊心を維持するためにという理由で高級車が売れたかもしれませんが、レクサスを購入する場合には純粋に品質に対して価値を見いだすので、たとえ同じようなモデルがトヨタから出ていて割安感があっても見向きもしないということになるのです。

つまり、レクサスに手を伸ばす人ほど実は堅実な人で、良いものを購入できるのであれば対価は支払うという人たちなのです。

トヨタのエンブレムをレクサスに交換する人たちの心理状況からして、一瞬ではあるもののレクサスを購入する人もやはりブランド志向、見栄っ張りのであるかのような錯覚を受けてしまいましたが、じつはその反対でした。

もちろん者を買うのに動機も正当な理由も必要ありませんし、志向はそれぞれ異なります。

しかし、レクサスが品質のいいものを造り続けるかぎり、価格競争に巻き込まれることなく自身の地位を確立し続けることができるに違いありません。

再びオープンカーをめぐる戦いが勃発する

気候が暖かくなってくると増えてくるオープンカーですが、真冬でも幌を外して乗っている男性を見かけると評価が二分することになります。

そのような自己流で歩んでいる男性をかっこいいと思うか、あるいは世間と少しずれている異端児と見るかは別として、オープンカーを所有していることは裕福さの象徴であると思われる時があります。

それもそのはずで、フルオープンになる車は2シーターのため、普段の生活の中では困ってしまうことがあり、たいていの場合はセカンドカーとして所有し、週末に乗り回すというケースがほとんどだからです。

経済事情が変化している昨今において、車を2台所有して維持していくことができる家庭はそれほど多くありません。

しかし、オープンカーを一度手にしてオーナーになってしまうと、その爽快感は他の車では決して味わえないために、手放すことが難しくなってしまいます。

あるいは、昔の感覚を再び呼び覚ましたいという希望から、ひそかにオープンカーを購入する計画を練っている人もいると思います。

マツダ車のユーノスロードスターなどは根強い人気を誇っています。価格も手頃ですしね。

 

そのような状況の中で、今年に入って満を持して発売されようとしている軽自動車のオープンカーには市場が大注目しています。

再びホンダ対ダイハツの熾烈な戦いが見られることを期待したいところです。

ハイブリッド対決では、インサイトが優勢だったものの、いまではすっかりプリウスの独占状態で、ついにインサイトも販売終了となってしまいました。

このたびの軽オープンカー対決はどちらに軍配が上がるのでしょうか。 実際に購入することによって答えを出すことができます。

日本車とは世界観が違う「コルベット」のすすめ

人と違ったクルマに快感を覚える人も含めて、一般的ではないクルマに魅力を感じる理由など存在しないのかもしれません。

多くのスーパーカーは一般人にとって現実的ではないため購買の対象になりませんが、それでも収入のかなりの割合をローンに費やしても手に入れたいと思わせる車があります。 その一つが「コルベット」です。 車にそれほど詳しくない人でも名前は知っていますし、車種を見分けることにたけていなくても、「いまのクルマってコルベットじゃない?」と認識することができます。

日本で街を走行しているコルベットのオーナーのすべてが富裕層とは限りません。 なかには自由になるお金のすべてをつぎ込んで購入したというオーナーもいるほどです。 その魅力はいったいなんでしょうか? それは購入したオーナーが決めることですが、一言で言うとモノづくりに対する世界観がまったく違うように思えます。

その違いはスタイルを見ればわかるわけですが、日本車の場合は理論的に考えて結果が出るというモノづくりですが、コルベットの場合は「こんなクルマにする」という形を造り上げてしまってから、あとになって細部を完成させていくような印象を受けるのです。 いい意味で計算されていないところが、豪快さや無駄を生んで、それが魅力につながっているような気がします。

そうでなければV8の5.7リッターエンジンなどと言う発想は生まれないでしょう。 一旦コルベットを目にしてしまうと頭から離れなくなってしまうのですが、無理に頭から離そうとしなくても、購入の可能性について検討することができます。 他の外車に比べると意外にリーズナブルに感じる価格帯なので、まずは調べてみましょう。

すべてを一新してお披露目された「コルベット」

世界的にも名が知れているモーターショーで東京を外すわけにはいきません。 もっとも、最近ではお隣の中国に勢いが移っていると考える人もいますが、まだまだ日本の存在感は消えていません。

そのような中にあって、東京以上に盛況を誇っているモーターショーの存在をご存じでしょうか? それが名古屋モーターショーです。これまででは東京で開催されたのち、名古屋にもやってきて、しかも東京の縮小版という印象があった名古屋モーターショーですが、ここにきて出展した自動車のブランドの数で比較すると、名古屋が東京を上回っているのです。

今回の名古屋モーターショーを東京モーターショーと比較するなら、「スーパーカーショー」ということができます。 スーパーカーはどの自動車メーカーも力を入れているというわけではなく、限られたブランドが制作しており、限られたブランドに世間の注目が集まっています。 とくに注目に値するのは、俗に言うアメリカのビッグ3と呼ばれる自動車メーカーが名古屋に標準を絞ってスーパーカーのお披露目を行なったことです。

そのなかでも「シボレーコルベット」に注目が集まりました。 一般への公開は初めてとなったこともあり、さらには一時期のスポーツカー、スーパーカーブームの牽引役となったブランドが満を持して新モデルをお披露目するとあって、会場の熱気は表現にしがたいものとなります。 新型V8エンジンを搭載したシボレーコルベットは、これで7代目になります。 7代目となるコルベットに関してGMは、これまでのモデルから引き継いだパーツは2つしかないというコメントを残しているほど、すべてを一新しているイメージとなります。

従来の雰囲気を感じることはできるものの、まったく新しいフレームに包まれたコルベットは、ここにきて新たなスポーツカーの境地へと切り込んでいくことになります。 日本国内では、ノーマル仕様と足回りなどが異なるスポーツ仕様なども含めて、6つのラインナップが用意される予定です。 エンジンはすべて「LT1」と呼ばれるグレードが搭載され、スポーツドライビングを十分に意識したものとなります。 価格は1,000万円前後となり、気軽に乗れるスポーツカーではなくとも、フェラーリのような高嶺の花にとどまることもなく、街でも見かける機会が増えてくることが予想されます。

市場投入が確実なレヴォーグと夢のNSXに大注目!

お隣の国のモーターショーに東京が負けているなんて言わせない魅力が東京モーターショーにはあります。 とくにわたしたちにとって関心度が高くなるのは、夢のコンセプトカーよりも、国内販売が確実なモデルかもしれませんね。

今年の東京モーターショーで注目したいのは、世界中で熱狂的なファンの注目を集めているスバルが投入する予定のレヴォーグです。 国内向けの新型普通車として、スバルが前面に押し出している安全技術のアイサイトの最新版を搭載する予定のレヴォーグから目が離せません。 今回はスバルユーザーだけではなく、その他のブースからの視線も感じるほどの注目度となっています。

大きさとしては現行のレガシーをイメージするとよいです。 若干の小さい感じはあるとしても、サイズで比べるとほぼ同じです。 スバル車を特徴づけるポイントの一つであるフロントマスクは、レヴォーグにおいても対向車が一目で気づくほど、スバル色が強くなっています。

モデルとしては2リッターと1.6の設定になっていますが、どちらもマフラーが左右2本出しになっており、現行のレガシーと比較するならよりスポーティーになっています。 スバルファンなら迷わず2リッターターボのエンジンを選ぶかもしれませんが、2種類のエンジン設定によってスバル車をそのエクステリアで選ぶユーザーにも評価されるかもしれません。

スポーティーなフォルムと安全システム、さらに低燃費化を実現したわけですから、この車が市場に注目されないはずがありません。 レガシーやフォレスター、インプレッサと共に、レヴォーグが定番ラインナップに加わることが有力視されています。 とはいっても、夢のスーパーカーもモーターショーの目玉となっています。

ホンダのNSXと言えば、いまのお父さん世代で知らない人はいないでしょう。 初代のNSXを街で見かけることがほとんどなくなってしまいましたが、そんな中で今年の東京モーターショーでは新型NSXがお目見えしました。 新型NSXのコンセプト車では、ハイブリッドシステムが搭載されています。 現在では2015年から北米で販売を開始する予定です。

ライバルとして位置付けているのはポルシェで、「ポルシェ911と同じ価格」というテーマのもとに、価格設定は1145万円と噂されています。 しかし、ホンダの担当者によると「ポルシェ911と同じ価格で、フェラーリ458が持つような興奮を提供できる車」としてNSXを開発しているようです。 国内では夢のスーパーカーが日産のGT-Rにとどまっている現状があります。 NSXの市場投入によって、日本車がスーパースポーツカーの分野でも海外から支持される時代の再来が期待されます。

初めての海外勢受賞で日本に危機到来?

今年の日本カーオブザイヤーのニュースを聞いて驚いた方も少なくないと思います。 これまで輸入車が大賞を受賞することがなかったため、そもそも外国の車が選考の対象になること自体を知らなかった人も少なくないのではないでしょうか。

しかし、今年の場合は大賞候補の10台中、5台が輸入車という結果でした。 なんともうれしいような悲しいというニュースでした。 しかし、ここにきて海外勢もこぞって日本の市場で評価されるクルマ作りを進めており、今後ますます新型が投入されるにあたって、新車販売台数にも大きな影響を与えることは必至です。

とくに今回大賞を受賞したフォルクスワーゲンの車は、燃費だけに注目すると国産車にはかなわないものの、ハンドリングや乗り心地の面からすると群を抜いているという評価を受けています。 少し前まで、ゴルフやポロはおしゃれ感覚で購入する車というイメージが先行していました。 しかしここにきてその実力とデザインの才色兼備状態では、国産メーカーも安泰ではありません。

いまフォルクスワーゲンは大いに盛り上がっています。 今回「ポロ」に環境への配慮とスポーツ性を与えた新タイプ「ブルーGT」が追加されました。 歴代のポロの中では燃費が大いに向上し、しかも走りではゴルフGTIの性能を引き継いでいるという、まさにいいところを取った設定になっています。

今回は専用のエクステリアと17インチホイールの設定によって、購入した状態で乗ってもおしゃれでかっこいいモデルとなっています。 価格に関しても300万を切ることがなかったゴルフGTIに比べると50万円以上安く、手頃な価格で楽しむことができるモデルとなっています。

今後はフォルクスワーゲン愛好者以外にも、純粋に車の性能で評価して購入するユーザーが増えるのではないかと予想されています。 最先端のテクノロジーや燃費性能の追求に走っている国産メーカーも、市場が求めているものに対して敏感な反応を示さなければ、海外勢に追いつかれ、そして追い抜かれる日が到来するかもしれません。 ことしの日本カーオブザイヤーを一つの教訓としてとらえることができるはずです。

安全技術の中で一歩先を行く「アイサイト」

ここにきて衝突回避のための安全技術が各自動車メーカーから発表されています。 各社ともオリジナルの名前を付けて、他社との差別化を図っています。

現在のところ市場において高い知名度を獲得しているのが、スバルの「アイサイト」です。 アイサイトが他社のシステムと異なるのは、2つのCCDカメラによって周辺の様子を観察する点で、人の目と同じような感覚でとらえることができることです。

スバル車以外の安全装備では、いまのところレーザーや単眼のカメラを搭載したシステムになっています。 人の視覚により近づくことで的確な判断を下すことがスバルの目的です。 ただし、安全技術はぶつからないためだけのものではありません。

スバルのアイサイトでは、渋滞時の運転ストレスを緩和するために自動追従システムを取り入れています。 この技術によって、少し前の車が動くたびにアクセルを踏んですぐブレーキをかけるという作業をしなくて済みます。 オートクルーズ機能によって、割り込みをしてきた車も認識して追従することができ、便利であると共に安全面でも寄与します。

また、ギアやペダルの操作ミスによって起きる事故を防ぐ点でも活用できます。 さらには運転中のふらつきなどを感知して、居眠り運転に対して警告を与えてくれます。 アイサイトは運転者の強力なサポートをしてくれるので、アイサイトが搭載されているかどうかで車を選ぶユーザーが現れているほどです。