モーターショーの存在意義はあるのか?

現実離れしているところにその存在意義を見いだす人もいれば、非現実的であるという理由からあまり魅力を感じない人がいるのもうなずける、そのようなモーターショーが毎年東京や名古屋などで開催されています。

最近では日本のモーターショーではなく、アジアの拠点を上海と位置付けて、中国を重視するメーカーも出てきているとはいえ、まだまだ東京のモーターショーも賑わいを見せています。

だれもが羨むような超高級車や、いまの世の中には出ていない未来の車が出展されるという点で、モーターショーは新車発表会とは性質を異にしています。

今回の東京のモーターショーでは、残念ながら高級車の数が減っているように感じましたが、それでもやはりモーターショーが夢を売る場であることに変わりはないというのが正直な感想です。

モーターショーの歴史を注意深く振りかえっていくと、その年には夢のような車として出展されていたクルマも、それから数年して実際に市道を走ることになっている場合もあります。

そのような観点で見ると、今年のモーターショーに出展されている姿を目にしたときには、「未来にはこんなクルマが走っているのか」と感じたものでも、実際にはあと数年もすれば一般に販売されている可能性も否定できません。

これからは「だれもが乗ってみたくなるような魅力的なクルマ」という観点だけではなく、だれもが驚きを隠せないような環境性能、低燃費を実現させたクルマ、いまでは主流になっていない燃料を使用して走行できるクルマなども、ある意味では夢を売るクルマとして注目されるようになっています。

モーターショーの存在意義を問う声も上がっています。

たしかに各メーカーが未来の車や発売直前の車をPRすることで事が足りてしまうかもしれません。

現実的には運営の面でも非常に厳しい局面に立たされていますので、税金を投入することによって支援して、その結果運営を続けさせようという声も上がっています。

今後の展開は私たち次第ではありませんが、それでも夢を提供してくれる場としてのモーターショーに出かけることによって貢献できるかもしれません。

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