関西大学の国語はとても独特で、どのように対策すればいいのか分かりにくいと感じていませんか?
そのせいで、取り組みやすい英語や選択科目の勉強ばかりで国語は知識より読解力で挑む!と基礎より演習中心の方が多いように感じています
私自身も国語の勉強法が分からないのと、年度ごとの過去問によって点数がバラバラで一定しない悩みがありました
しかし、そこの原因が勉強法にあったことに築き、E判定から合格するところまでになりました!
E判定から合格までにいけたのは間違いなく国語の勉強量と内容にこだわったからだと自負しています
今回はその間に取り組んだことや、使っていた参考書の良かったところを現代文と古文に分けて解説していきます
国語ほど他の人が抜け落ちている教科はなく、ここで差をつけるつもりで勉強すると一気に合格に近づきます!
関西大学の国語の特徴
関西大学の国語
配点:150点(現代文75点、古文75点)
試験時間:75分
国語の配点は150点で合格には最低でも120点以上が必要だとされています
そうなると簡単に問題を落としたくないと思いますよね
その中で関西大学の国語には特殊な点が何点かあります
まず、1番他の大学と違うところは、下線部がないこと!
下線部がないので、どこから読んだらいいのか分からなくなってしまいますね
その上に文章量が多いことから時間が足りない!と不安になる方が多いと思います
実際受験勉強の頃は時間がなくなってしまい、解ける問題もなんとなくで解くしかないことが多くありました
単語や文法を覚えて、演習をしてても中々安定しないなと思っていましたが、勉強法を変えると面白いように解けるようになりました!
その勉強法を次に紹介します
関西大学の現代文の対策
配点が75点となっており、試験時間75分の内40分ほどで解けるのが理想とされています
しかし、文章量が多い上に設問の量もかなり多いですよね
これを全部理解しようと取り組んでも時間が足りないという事態に陥ってしまいます
その対策として取り組んだ勉強法は自分の中で文章を読み解く能力と速読力をつけたことです
この能力をつける勉強法を取り組んだ結果、現代文のミスがなくなり、安定して9割ほどの正答率を取れるようになりました!
自分の中で文書を読み解くとは、本文に書かれた文章の意味をしっかりと理解することで、設問にある似たような文もこれは違うと自信を持って選べるようになりました
これの練習方法として、過去問や他大学の過去問を通して文章の要約を行いました
5〜10行ほどの文章を50文字ほどにまとめる作業を何回も行い、解説からまとめた文章と内容があっているのかを確認します
この作業を毎日30分〜1時間ほど行った結果、一ヶ月後には正答率は倍ほどに伸びていました!
これにプラスして大事になるのが速読です
いくら内容を理解できるようになっても時間内に解けるようにならなければ意味がなくなってしまいます
この速読の練習としては、理解できなくてもいいから速く読むことです
初めは内容が追いつかない時があって、何回も戻りたくなりますが、同じ文章を何回も速く読むことによって、内容が分かってくるようになります
これを毎回演習問題や、過去問の文で特に読むのがつまづくところを速く読めるまで何回も繰り返し読んでいました
このまとめることと速く読む方法ができてくると読解力は充分身についていましたね
ただ、これだけでは関西大学の現代文は解けません
初めに伝えたように関西大学の現代文には下線部がありません
ということは設問で問われているところをいち早く見つけて、回答しないといけません
これも大変だなと思うかもしれませんが、これの克服方法としては演習と過去問で対策は可能です!
初めは文にあるからこれだ!と選んでも実際に設問で問われている部分ではないと間違うことがたくさんありました
なので、どこに書かれている部分のところを問われているのか、どのような解釈が必要だったのかを解説でまず理解してから、その原因を知るようにしましょう
これは関西大学の国語の傾向を知ることに繋がるので、別の年の赤本や受験本番でこれと似たところを解いたことある!となりましたね
関西大学の古文の対策
配点が75点で、試験時間が75分の内30分で解くのが良いとされています
関西大学の古文の特徴としては現代文と同じように下線部がないこと!
ここの対策は必須になってきますね
あとは、問題と選択肢の文の長さも特徴ではあるかなと思います
ここの2つの特徴を踏まえた上で、問題の解き方や勉強法を紹介していきます!
まず、解き方になるんですが、問題文を読み始める前に選択肢を見てください
その選択肢5つの文章は長いですが、比べると似ているところが多いです
なので、違っている箇所を把握する為に印をつける癖をつけておきましょう
そして、その違いはどこ部分で問われているのか、例えば単語なのか、助動詞なのか、文章の内容からなのかを理解しましょう!
このように直接単語の意味や文法の問題は出てきませんが、選択肢を選ぶ上で単語、文法の勉強は必須になります
単語や文法の意味をすぐに出せるくらいの勉強はしておきましょう
そして、文章の内容から理解しないといけない問題も出てきます
その時の対策としてはやはり文章の理解が必要になってきます
理解する上でとても大切なのが、主語は誰なのかです
古文は主語が省略されていますが、問題を解く為には誰が言っているのかを文章の内容から理解することが必要になります
これができるようになるには、演習量になります
「中堅私大古文演習」「ステップアップノート30」などの参考書を使って問題を解いていきましょう!
その時にやってもらいたいのが、省略された主語のところに主語を書いてください
そして、解説と照らし合わせて本当に主語が合っているのか、文章の理解はできていたのかを解説から理解するようにしましょう!
参考書だけでは足りないと思う方は赤本の古文の文章で読み進めるのもかなり大切になります
この対策ができてくれば、間違いなく正解の選択肢は選べるようになっています
まとめると単語、文法は基礎レベルはしっかりと抑える、そして演習問題を積んでいき主語を理解する
これが関西大学の古文の対策になります!
プラスアルファのアドバイスとして、文章を理解する上で問題文のすぐ後にある注釈の解説のところは必ず抑えるようにしましょう!
内容を理解する上でとても役立つことが多いです!
関西大学の国語の対策とまとめ
いかがでしたでしょうか?
関西大学の国語は文章量が多いので、解きにくいと思う人もいるかもしれませんが、しっかりと対策を積んでいけば問題なく解けるようになります!
国語の勉強をあまりしないで挑む学生が多い分、ここで良い点数を取ることが出来れば一気に合格に近づくことができます!
しっかりと対策をして得意科目にしていきましょう!
最後まで見てくださりありがとうございました!
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